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アルツハイマー病の次に認知症の原因となっている血管性認知症はなぜ起こるのか?

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血管性認知症とは

血管性認知症は脳卒中に伴って発症し、再発するたびに

症状が進行するのが典型的です。

脳卒中や低血圧による脳への血流不足などによって

脳に障害が起こります。


血管性認知症は、脳血管障害がもとでおこる

認知症の総称です。


認知症の症状があって、症状や画像検査で脳血管

障害が確認され、両者に因縁が認められる場合

に血管性認知症と診断されます。


脳血管障害にはいろいろな病気が含まれますが、

その中心となるのは脳卒中です。


脳卒中は、脳血管が破れて出血する脳出血、

くも膜下出血と、脳血管が詰まって起こる

脳梗塞の3タイプに分類されます。


脳梗塞はさらに、その起こり方によって

ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、

心原性脳塞栓に分類されます。

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脳卒中を起こした人すべてが認知症に

なるわけではありませんが、

脳卒中を起こした人は認知症に

なりやすくなります。


脳卒中は認知症の重大な危険因子なのです。


血管性認知症の起こりやすさは、年齢によって

異なってきます。


脳卒中を起こした人を対象にした調査によると

認知機能が低下している人の数は、70歳代で最も多くなり、

次に80歳代、60歳代、90歳代の順です。


しかし、各年代ごとに認知機能が低下している

人の割合を調べてみると、高齢になるほど

認知機能が低下する割合が多いことが

わかってきました。


高齢になるほど認知予備能は低下するとされているから、

脳卒中から認知症になりやすくなるのかもしれません。


高齢になるほど脳卒中を再発する可能性が

高まるのでそういったことが影響している

とも考えられます。

血管性認知症は、認知症の原因となる病気 の中でもアルツハイマー病の次に多いといわれています。


アルツハイマー病と脳梗塞が重なってしまうと

認知機能がさらに低下していきます。


血管性認知症の症状としては、

再発をするたびに、言語障害や認知機能の

低下が進んでいきます。


血管性認知症では、認知機能の低下に伴い

さまざまな症状が現れてきます。


例としては、衣服の着方がわからなくなるなど

の失行や、料理の手順がわからなくなったり

タイマーやリモコンがうまく使えなく

なるなどの遂行機能障害が現れることがあります。


また、物事に無頓着になったり、注意散漫に

なったり、居眠りが多くなったり、何事にも

やる気がなくなるなどの症状も、血管性認知症

ではよく現れます。
血管性認知症に特徴的な症状としては、 夜中に大騒ぎをする、うつ症状がある、痛みや しびれなど身体的な症状を訴える、感情が 抑えられずに突然泣いたり笑ったりする、 早期から歩行障害や尿失禁が現れるなどがあります。


また、機能によってははっきりと障害されたものと

そうではないものが混在したりするのも

血管性認知症の特徴になります。


症状の現れ方にも特徴があって、アルツハイマー病

のようにいつの間にか発病し、徐々に進行していく

というわけではなく、脳卒中の発作がきっかけで、

突然発症したりします。


片側の手足のまひや、言語障害などの脳卒中の

症状が現れて、それが落ち着いてくると

認知機能が低下する場合と、麻痺などの症状

はないけど、最初から認知機能が低下する

場合があります。


症状は脳卒中の再発に合わせて段階的に

進むのが典型的なパターンです。


つまり、血管性認知症は、脳卒中の再発を 防ぐことができれば、進行を食い止めることが できるということができます。


血管性認知症は、発症の仕方がさまざまです。

脳梗塞、脳出血、動脈硬化、血流不足などが

原因となって、脳が障害されて認知症が

起こります。

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血管性認知症の原因は次の7つに分類されます。

小血管病変

非常に細い脳の血管である穿通枝(せんつうし)

が詰まって小さな梗塞ができたり、穿通枝から

出血することで小さな血腫ができたりすることが

あります。


大血管病変

脳の太い血管で動脈硬化が進んで詰まったり、

心臓でできた血栓が脳に流れて太い血管

に詰まったりします。


そのため、脳の広い範囲が障害されます。


単一病変

角回(かくかい)、視床(ししょう)

前脳基底部、前大脳動脈領域、後大脳動脈領域

などで起こる脳卒中で、1回発作が起こると

認知症が発症します。

大脳白質病変

大脳白質(はくしつ)には脳の神経細胞

の突起である神経線維が集まっており、この部分の

血流が低下することで認知機能が低下します。


脳出血

高血圧や動脈硬化によって、脳の血管が

敗れて出血します。

脳内の圧力が高まってきて、脳の組織が

圧迫されることによって障害されます。

くも膜下出血

脳の血管にできたこぶである脳動脈瘤

が破裂して、脳を包んでいる3層の膜のうちの

中間に位置するくも膜の内側の隙間に出血が起こります。

低灌流(ていかんりゅう)

心不全、極端な血圧低下、脳に伸びる動脈の動脈硬化

などが原因となって、大脳全体が血流不足

の状態に陥ることによって認知機能が低下します。


現実的には、複数の原因が重なることによって

起こることもあります。


また、ちいさな梗塞が多発していると、認知機能が

低下しやすくなります。